瀬谷ふたつ橋病院は今年で50年目を迎えました。時代はどんどんと変化し、現在は少子高齢化と感染症が大きな課題となっております。
仕事と家庭は両立が出来るものなのでしょうか。特に仕事をしながら育児を両立する事は出来るのでしょうか。それに関しては、病院の院長という立場から常に考えております。働きやすい組織体制の整備はもちろんのこと、個人単位では自身の柔軟な心、人への思いやり、職場の仲間への感謝の心が大切と考えております。そのような気持ちを自然に持つことが出来るような職場環境づくりが、院長の私の重要任務です。
コロナ禍で職を失う方も多くいらっしゃいます。専門職や高齢になるほど、再就職は困難です。そのような方達の働く場所をつくる事も組織が出来る地域貢献の一つであると思います。
困難な時代だからこそ、皆様と一緒に笑顔で前へ進みたいと思います。
2021年9月
ひとりひとりの心に寄り添って、誠意を持って医療に取り組み、病気だけではなく、病気を持った人間と向き合う