痔核

痔核は、肛門に腫れができている状態のことをいいます。内痔核と外痔核があります。

内痔核の症状

• 血がでる。
• 肛門から痔核がでてくる。時に自分で戻す必要がある。

外痔核の症状

• ひどい痛みがある。
• 「おしり」の外側に腫れがある。

痔核の手術について

痔核が排便時などにでてきて、肛門内に自然に戻らなくなった場合には、痔核自体を肛門からはがして切り取る手術が必要になります。

裂肛について

裂肛は、「おしり」の皮膚が切れている状態です。 硬い便が通過するときなどに、皮膚が裂けてできます。

裂肛の状態

• 排便のときに、傷んだり、血がでたりする。
• 数日で改善することが多い。
• 慢性化すると肛門狭窄をきたして、便がでにくくなることがあります。

裂肛の手術について

再発を繰り返して、慢性化し、肛門の狭窄をきたしたり、ポリープができたりすると、手術が必要になります。手術では、筋肉をひろげて肛門の狭窄を解除します。

診療方法

1. 診察台に横向きに寝ていただきます
2. 左側を下にして膝を抱えるようにします
3. その後、指で肛門直腸診と直腸肛門鏡による診察を行います
4. 診察は短時間で終了いたします